中国の輸入規制について・・・

これ、何だかわかりますか?
これ実はクラゲの脚の部分なんです。

これは有明海を中心とする地域に生息するビゼンクラゲと言います。
2023年7月頃弊社は福岡県柳川市にある漁師さんが経営する
水産物直売所兼飲食店の経営サポートの依頼をお受けしました。
仕入れやスタッフ教育等を見直し再起を図っていた時でした。
8月23日から福島第一原子力発電所のアルプス処理水の排出が決定となり
中国は日本産水産物の輸入停止措置に踏み切りました。
有明海では夏場中心となる水産物はこのビゼンクラゲで
その大半は中国へ輸出していました。
私がサポートしていた会社も年間の収入の大半はこのクラゲの加工・輸出だったのです。
この大部分を占める事業が一夜にして停止
店舗運営の立て直しどころの騒ぎではありません!
様々な支払等待ってはくれません。
私はまず、在庫のチェックを行いました。
すると、前年収穫したワタリガニの冷凍品が約50ケース程ありました。
とりあえず、これを現金化しようと考えたのですが
普通に卸しで販売したところで大した金額にはなりません。
そこで、私は店舗でワタリガニを使ったイベント企画を立てたのです。

しかし・・・これまでの集客では到底売り切れる量ではありません。
そこで、私は新聞社とテレビ局にプレスリリースを送り、窮状を訴えました。
するとメディア取材が入り大きな反響となったのです。
開店は10時~にもかかわらず
一番早いお客様は4:30に並んでくれたそうです。

これは午前6時頃の様子です。
このメディアのおかげで3連休で売切れればと思っていたワタリガニは
初日開店後わずか2時間で完売となってしまいました。
今回の高市総理の発言を受け、また輸入規制を行っておりますが
こうした経験から日本人は新たな販路開拓を行ってきました。
どんなビジネスでも同じですが・・・
どこ(だれ)にどのように売るか?が重要です。
商品が良ければ黙っていても売れると考えるのは幻想です!
私はこの教訓で痛いほど身に沁みました。
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