兵庫県での規格外農産物有効活用プロジェクト
2014年より大阪の金属加工メーカーが販売する「真空乾燥機」の販促戦略へ関わりました。
この「真空乾燥機」は真空状況下で水分と固体を分離する機械である。また、固体を乾燥させる際も真空下である為、35℃~40℃で沸点を迎えるためビタミンC等の栄養素を破壊しないという特性があるが・・・
イニシャルコストが高く、作業量に対する作業時間が長くコストが高いというデメリットがあり汎用性が低いという難点があり苦慮していた。
今でもそうだが、私のところへ来る多くの依頼は
良い商品なのですが売れないんいですがどうすれば良いでしょうか?という依頼である。
多くの依頼者の方は私が ”売るプロ”だと聞いて相談されるのだが、なんでも詐欺師の様に売る訳ではないのですが、私に依頼すればなんでも売れると誤解されている方が多いのも事実です。
それではなぜ、私が多くの商品を驚くほど売る事ができたのでしょうか?
それはこの商品のメリットをどんな人が必要とし、どんな人なら「ぜひ、売ってください!」と言ってもらえるのか?を考えるからなのです。
この企業様は金属加工の会社で食品業界とは無縁の会社です。
その業界内ではかなりのシェアを持つ優良企業です。
そんな企業となぜ、私の様な食品畑の人間が一緒にお仕事させていただいたのか?が「真空乾燥機」という機械だったのです。
先にも書きましたが、この機械は低温で固体と液体に分離する事が出来、その固体を常温で乾燥させる事が可能な装置です。これを環境製品を販売する事業部が取り扱っておられましたが、イニシャルコストも高く利用者にそれを上回るメリットを提示出来ず、苦慮されていました。
その頃私は沖縄県のマンゴー農家の方とのご縁があったのですが、そんな折に大型の台風が沖縄県を直撃しハウス栽培していたマンゴーも全て出荷出来なくなり、「加工用でも良いのでなんとか、活用できないか?」というご相談を受けておりました。そこで色々と調べると ”真空乾燥機”という製品がある事を知り、問合せ細かく教えて頂く事となったのです。
そして、よくよく聞くと”素晴らしい製品だが、良い使い方が提示出来ない為に売れていないんだ”という事がわかり先方からどんな方がどの様に使えば喜んで頂けるのか?を一緒に考えて欲しいという事でご一緒にお仕事させて頂く事となったのです。
その後こちらの企業に持ち込まれる様々な案件に対しどの様な活用をすればメリットが得られるのか?を検討する日々が続きました。
そんな時に兵庫県の生産者の方から規格外いちごをこの装置で加工出来ないか?とのご相談があり、テスト加工を行ったところ
従来品のフリーズドライパウダーとは全く違ったパウダーが出来ました。
そして、そのいちごパウダーをエスコヤマの小山進シェフにお見せした所ご興味を持って頂き、そのパウダーを使用し新たなチョコレートを制作して頂き世界大会にエントリーしてくださいました。

商品名はリアルストロベリーと名付けられ、見事銀賞を獲得されました。(さすが小山進さん!!)
まさに、いちごそのものの薫りが活かされた逸品でした。
これを受けて兵庫県庁にて記者会見が行われ、現在兵庫県では規格外農産物を中心にこの技術を活かした商品作りが行われる様になりました。
私はこうした取り組みを ”みにくいアヒルの子プロジェクト”と呼んでいますが、見方、使い方、売り方をを変える事で価値が大きく変わる事を身をもって体験させて頂きました。
こうした経験を元に現在は中央サポートセンターをはじめ大阪府、島根県などでも六次産業化プランナーとして一次産業従事者の方々の収益が上がり、若い後継者が次々と現れる産業になる事を願いながら販路開拓やブランド化のサポートをさせて頂いております。

実際に六次産業化にチャレンジする事は容易な事ではありません。
現に多くのチャレンジが失敗に終わっているのも現実です。私にも商品化したまでは良いものの、売れずに不良在庫になった倉庫や冷蔵庫を見た事も何度もあります。
その多くの原因は事前の販売計画の甘さがほとんどです。
そうした現実を見るにつけ計画の段階で私に相談してくれていれば・・・と思う事は本当に多いです。
本気で現状を変えたいと思うのであれば是非一度ご相談ください!!
失敗して不良在庫になってからでは遅いのです!!
私がやればすべてが上手く行くなんて事は言いません!!
しかし、このまま行けばほぼ間違いなく失敗に終わるという判断くらいは出来ますし、販路のコーディネートを行う事でリスクを大きく減らす事も可能です。
是非、一度ご相談ください!!

